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ジャンベの響き


振り返ること 10年以上前。(年月の経過の早さにびっくり!)
アフリカン・アメリカンの アートイベントのMCをさせていただいた。

そのアートを手がけた人へのインタビューや
演奏者へのインタビュー。などをまじえながら
みんなでワイワイ過ごしたのは
最近のことのようによみがえってくる。

その時に
ジャンベの響きを耳にして
すごくすごく感動したのを覚えている。

演奏者は
笑顔でその楽器を叩いているんだけど
よくみると
素手で叩いている。
しかも 叩く位置によって音をかえて
リズムを刻む。

手の形や 叩くチカラの加減によって
かわると いうことだったけど
今 あらためて思うのは


『楽器というのは 心で音がだせるんだな』ということ。





。。。映画『扉をたたく人』をみて
そんなことを思い出し そんなことを改めて考えていた。。。



数々の賞にノミネートされて 賞を受け取られた
「リチャード・ジェンキンス」が主役をつとめるこの映画は
トム・マッカーシー監督が手がけている。





ジェンベが
どんなふうに映画を盛り上げているのか
はたまた どんなふうに つかわれているのかを
確かめたくて 映画館にむかった。



観た後は
「音楽は深い」という言葉が頭に。

一つの解釈として
音楽がつくりだされるまでに。。

「人の感情」が入るから。
(だからこそ
聴く側としては
いろんな気持ちで楽しめるのかも。)

ある意味
何かを演奏する、歌うなどの行為は
自分の心をオープンにしないと
できないのかも。

オープンにしたからこそ
人の心を動かすことができるのかも。




でも
これは 音楽に限ったことではない。
少し心を開くことによって
人と人とは 近づけるのかも。




「扉をたたく」勇気をもてば 何かが開けてくる。。




『扉を叩く人』
。。。『扉をたたく人』は 梅田ガーデンシネマで公開中☆







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フェラ・クティ/ジェンウィ・テミ
by soundjamjam | 2009-07-26 23:16 | MOVIE